ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

安物CB用マイク 回り込み対策。

車にCB改造機を積んで駐車場で動作確認していたら、車のラジオに回り込みがひどい。

信号停車中にお隣の車のラジオとか、バスの車内放送スピーカーに自分の声が聞こえたら※恥ずかしすぎる。

(運転中にハンドマイクで交信しちゃダメです。ちゃんと安全な場所に停車して無線運用しましょう)

前はこんなことが無かったけどなと思っていたが、違うのは使ったマイクが異なるくらい。

 

帰宅してから思い出した、使ったマイクがどうも回り込みし易いってことを。

AmazonかAliexressで買った安物CB用マイク。

たぶんこれ。

ja.aliexpress.com

軽くてマイクケーブルも少し細いので使い勝手は良い。

CB用なのでPTTスイッチが2回路ありRX時にマイクの接続がカットできるはずが、なぜかユニデン配列CB用マイクのくせにOFFできなかったので、マイク内部の配線を変えた。

 

CB改造機をつないだアンテナチューナーでSWRを意図的に悪化させて送信して、近くに置いたIC-R1でFM放送を受信中、周波数を合わせたIC-706mk2GSで受信しながら回り込みを確認。

回り込みが起きるとスプリアスもばらまいているようなので、IC-R1で放送が受信できなくなったり回り込みの変な音も聞こえたりする。

 

まずは、CB改造機のマイク端子根元に0.001μFのセラコンをマイク信号とマイクアースに接続して様子を見る。

あまり変化なし。

 

マイクを開けてマイクユニットに0.001μのセラコンを取り付け。

かなり改善したが完ぺきではなさそう。

 

マイクコネクターの近くでパッチンコア(ジャンク品110円な素性は不明)をいれて、マイクコードを3回巻き付け。

あまり変わらないかな?

 

マイクコネクターの中にもマイク信号とマイクアースに0.001μのセラコン追加。

結構SWRを悪化させても回り込みしなくなってきたが、SWR悪化させるポイントによっては回り込みっぽい音が変調に乗るが改善された。

 

音色とか変調の乗りが変化したかは不明。

 

※1970年代後半から1980年代前半の違法CB全盛期(?)な頃、バスに乗ってたら車内放送に違法CBの声が漏れ聞こえてたことがあった。 1990年頃にタイヤショップの有線にCB口調が乗っかり外を見ると、しっかりヘリカルアンテナがトランクリッドに生えた普通車が信号待ちして居た。店員が注意しに行ったけど(今は亡き加美タイヤ本店前)。