ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

IC-821 SUBバンド音が小さい

愛用しているIC-821、先月くらいからサブバンドの音が小さいことに気づいた。

電源ONして数秒で音が小さくなっていく。

 

いろいろと手間なことが続いてやる気が出なかったが、連休を利用して開けてみることにした。

開ける前に回路図を印刷したりブロック図を印刷したり、蛍光マーカーでチェックするとこを書き込んだりして準備。

 

いざフタを開けてみたら、メイン基板のSUBバンド側VRにつながるフラットケーブルが少し抜けていた。

まずはここを挿し直してみた。

 

直った・・・・・。

 

IC-820/821はフラットケーブルの接触不良による動作不良がちょくちょく起きるので、基板をめくる前にチェックしたほうがいいです。

 

CONVOY80 (続き?)

絶賛放置中のCONVOY80。

Si5351AでのPLL代用は未着手。

 

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マイク付近

白がマイクライン(諸事情あり切り離し中w)

青がRX

オレンジがTX

黒がGND

 

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マイクコネクター近くに基板番号

これが基板番号、まれに、生基板を製作した会社の管理番号で、製品自体の基板番号でないことがあるけど、とりあえず参考に。

 

元々40chだったのを無理やり80chにしたのか、PLL基板がメイン基板の上に乗せられた。

PLLは2クリスタル式が基本動作で、28MHzへ改造するのは水晶特注が必要。

三菱のPLL-ICが使われているが、かなりマイナーな存在。

ほぼこの構成で動いている模様。

PLL-NがTXとRXで内部で切り替わる(?)。

 

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親切な方が図書館で調べてくれてた。

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3クリスタルの場合

 

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基板写真

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基板裏側

 

IC-371

IC-371のパワー出ずを受け取ったが、サービスマニュアルなどの参考資料は輸出用のIC-471A/E/Hで探しても製品回路図と取説しか見つからない。

国内版取説よりもトリマーやコイルの役割の記載量が多い程度。

 

IC-271とIC-1271はICOMのメンテナンスマニュアルやサービスマニュアルがネット上に存在しているが、この機種だけ見つからない。

 

 

 

T-M2

未使用品T-M2を2本手に入れた。

「ガチャコンマイクじゃないけど、なんか音が出るやつみたい」という話で、使ってみたら「ピーン」と高い音がPTTがロックされる度に聞こえる。

こんな感じの音が出てた

youtu.be

 

で、開けてみた。

 

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クリップを曲げたものをはんだ付けして、ロック機構にあたるような仕組みっぽい。

 

別に持っているガチャコンマイクはロック機構のロック爪に直径2mmくらいで長めのバネをくっつけて、爪が動く振動をバネに伝えるような仕組みだった。

 

FT-3700 修理

このところ本業が定時で終わることが多く、仕事場から地元の老舗な電子部品屋へギリギリ閉店時間に間に合いそうなので、いくつかの部品を買いに出掛けたらジャンクコーナーに置いてあったFT-3700。

ちょっと面白そうだったので買って帰った。

 

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FT-3700

この写真は修理が終わってからの状態だが、買ってきてすぐに電源をつないでみたら表示も出てスケルチノイズが聞こえて一安心の束の間、「ぷしゅ!」という音と共に表示の明るさが暗くなりながらチラつき、煙と異臭がフロントパネルの下辺りから出てきた。

 

DC電源の配線を外して様子を見ていたら、しばらく煙が出て悪臭が増えた。

パターンが燃えたか部品が燃えたか調べるために分解したら、フロントパネル裏のタンタルコンデンサが真っ黒け。

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ピンボケ・・・。 タンタルコンデンサが真っ黒な炭になってた。

 

サービスマニュアルはネット上に無かったが、八重洲のサイトに取説はあった。

取説に回路図はあったが、フロントパネル裏の基板のコントロール基板の回路図は添付されてなかった。

 

とりあえずバラしてみた。

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定数が不明なので手持ちの10μ 50Vの電解コンを取り付け。

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コンデンサ取り付け

 

とりあえず動くようになった。

 

送信系の確認をしようとするが、マイクが無い。

マイクコネクターのピンをピンセットでアースに落としてみても送信しない。

あー、ハズレ引いたかもと思いつつ、八重洲のサイトからダウンロードした取説を見てちょっと驚いた。

通常の八重洲用マイクではダメって分った。

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ダイオード2本を通してアースに接続で送信。 なんで??。

HM-14C8という専用マイク(HMってアイコムと同じ型番w)は持たないので、8ピンコネクターダイオードを2本つけてアースにつなぐと送信した。

 

なかなか変態なマイクを使う変態な無線機。

 

パワーはV/U共に10Wちょうど、受信感度もIC-W2などとアンテナをつなぎ替えても同じくらいの聞こえ方。

 

モリーチャンネルへいくつか周波数を書き込んで電源を切ったら、すっかり忘れてくれてた。

底面にバックアップスイッチがあるがONにしてたので、電池切れの様子。

 

 

ここまでが初日の作業。

 

日を改めてバックアップ電池の交換に入る。

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バックアップ電池

テスターで電圧を見ると190mV、空っぽの状態。

この位置に押し込める電池ホルダーは無いので、配線を伸ばして電池の取り付け位置を変更するしかない。

考えた結果がこの位置。

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ここが良さそう

 

組み上げてバックアップしていることを確認し、HM-14C8の回路をどうしようかと、試しにピンセットでマイクコネクターを触ってみたら、HM-14C8の内部回路は無くても、マイクのアップダウンスイッチで何とかなりそう。 AQS関連は使うことが無いので無視して、手持ちのダイナミックマイク(輸出CB機用)が繋げられるような変換コネクターを作った。

ガチャコンマイクでもOKでした(笑)。

 

Sparkomatic CB-1040 28MHz改造(続き)

昨日の続き。

 

PLL-ICのピン配線処理を済ませ、VCO電圧を再調整して送信系の調整をしてみた。

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28.305MHz

スプリアスは近接がギリギリ-60dBくらい。

逓倍波は観測できず。

 

 

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送信パワー 7Wくらい。

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28.605MHz 6Wくらい

 

受信系が、どうも感度が悪い感じがして気になっていた。

昨日、アンテナをつないでコアを回して受信ピークは出していたが、なんとなくゲインが足りてないような感じ。

455kHzに変換してフィルター通過後のコイルのコア位置が、底突きしたところから感度が上がるのが気になっていた。

試しに27pFのセラミックコンデンサをパラに入れてみたら、劇的に感度アップというか元の状態になった。

多分、コイルの中の同調コンデンサの容量抜けか、基板に居る1500pFのスチロールコンデンサの劣化だろうと思う。

SGから50%変調のAMを入れてみると、-110dBmくらいでも十分検波できているので、感度は実用的なレベルは持っているみたい。

ANLもよく効く。

 

壊れていたヒューズホルダーを交換、変調リミッターのVRを調整、ケース全体をシリコン系オイルで拭きあげて完了。

 

手持ちのIC-706mk2Gと鳴き合わせしてみて、異常は感じられず使えそう。

 

Sparkomatic CB-1040 28MHz化実験

Sparkomatic CB-1040をヤフオクで手に入れたので、解析っぽいことをしてみたついでに、PLL N変更で28MHz化できないか、送信のみ実験してみた。

 

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こんな無線機

 

 

回路図や取説なんかは、いつものCB-Tricksからダウンロードできます。

www.cbtricks.com

見た目で、サイバネットのPLL02Aが載ってるやつと思っていたが、落札してから検索するとNIS7264BというPLL ICで、基準水晶が11.52MHzというヘンテコな構成。

ゴミになりそうな予感もしたが、ゴミになってもマイクが付いてきてたし、古めのFET(3Sk45とか)が載ってるので、部品取りでもいいかと気にしないことにした。

 

NIS7264B

5Vで動作。

8ビット入力で、PDがVCO電圧。

LDがアンロック確認用。

 

N値と周波数の関係はこんな感じ。

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N値と周波数

8ビットの端子が使われていないので、ここを1(5V)にすると、1.28MHzアップするはず。

PLLユニットの蓋は、ネジを2本外して持ち上げれば外れる。

蓋がフック状になっていて引っ掛けてあるので注意、ボンドも小量塗られているが、剥がれるので気にしない。

 

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ドライバーで強引にショートさせた(^^;

 

FCC-40chの1chでVCO電圧が受信時に1.5Vあたりで調整されていたので、PLL-ICのピンをドライバーでショートした状態で1.5VくらいにVCOのコアを回して調整。

 

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ちょっと見にくいかも。 右下がVCO。

送信状態にしてMIXのコイルとFILTERのコイル(2個)の合計3個を回して、CB-1040のRFメーターが振れるポイントを探し、そこからパワーが出るように調整すればOK。

IC-R1とかのような受信機があると、ロックがかかっているかどうかの確認もできて楽。

念の為、バンド内の上と下でロックがかかりパワーが出ていることを確認し、コイルを調整する。

青マジックの印があるコイルは調整幅が狭いので、ゆっくり回した方がいいかも。

 

6chが28.305MHzになる。

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見えにくいけど、周波数カウンターは28.3047MHzを表示中。

ちょうど、PLL02A搭載のサイバネット機のN変更改造と同じ。

ただ、32chまで(28.605MHz)しか上がらない。

33ch~40chはN値の桁上がりができないので、27.975~28.045MHzへ下がる。

 

この機種、標準はマイクのピン配置がユニデンと同じようです。

しっかり変調がかかる無線機みたい。