ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

IC-2330 アンテナ端子ケーブル断線 修理

車通勤時に暇つぶしに無線機を積むようになり、あまり大きくないものを気分次第で無線機を選んで助手席に転がし、メモリースキャンしながらVHF国際マリンやらアマチュアバンドのよく人が居る周波数を聴いたりしている。

大きさで選ぶとハンディー機だが、運転中に操作するのには不向き。

 

手持ちは

モービル機では

 145MHzシングルバンドでは

  マランツC1100

  ICOM IC-228

  KENWOOD TR-751

 デュアルバンド

  IC-2310

  IC-2320DH

  IC-2330

  IC-2400D

 

助手席に置いて使うので、無線機底面にスピーカーがある古めのものは聞こえにくいので、IC-2320DHかIC-2330となる。

IC-2310はV/Uごちゃまぜのメモリーチャンネルをそのままスキャンできるが、スピーカーが下側にあるのと、やや重たいので敬遠しがちだが、古いICOMのマイクにスピーカー内蔵のものがあり、古いアイコム機の一部はマイク端子にスピーカー出力があり、これが使えるが、音が悪いので本体スピーカーと併用して聞く感じ。

IC-2400Dはデュープレクサーも持っていかなければいけないので、持ち出すには気が引ける。

スキャン機能を考えると、バンド切り替えをして使うコンセプトなのか、IC-2320DHはV/Uごちゃまぜのスキャンができないので、IC-2330の使用頻度が高い。

 

IC-2330は再開局したその年のハムフェアで5000円で買った。

アンテナ端子のMコネクター根元付近が断線気味で、コネクターを交換して使っていた。

 

先日、いつものように車の助手席に置いて聞きながら走ると、ガサガサノイズが出るので触ると、アンテナ端子ケーブルの根本がグラグラしている。

 

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シールド線が完全に切れている

部品取りで持っていたIC-228のアンテナケーブルを使おうと引っ張り出した

手に持っているのがIC-2330のケーブル、下がIC-228。

太さが違う上に末端処理の仕方が違うので部品取りに使えない。

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ケーブル末端処理が違う

 

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IC-2330のケーブルとシャーシ

シャーシを削るのは無理ではないが嫌すぎなので、IC-2330のアンテナケーブルを切って直付でもいいかと、ついでなので金具をばらしてみる。

 

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六角レンチを差し込んで、金槌で叩いてスリーブを抜く

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スリーブ無しでなんとかなりそう

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スリーブは使えないので外したまま

押し込めるところまでケーブルを押し込む。

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ケーブルを押し込む

仮組してみる

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はんだ付け処理前に、末端処理長さを決める

網線のカットや芯線の長さも決めてカットしておく。

 

はんだ付け前に本体へ固定。

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金具をネジ止めする。 ペンチなどで金具を潰して抜け止め処理。

はんだ付け

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はんだ付け