MECTRON ME-400
フリマで動作未確認品をゲット。
修理中の写真は無し(すみません)。
受け取ると動いてない。
PLLが止まっている。
なぜか、ファイナルトランジスタにDC30Vがかかっている(テスターで測定)。
あまりにも怪しい動きでオシロスコープで観てもDC32Vくらいが掛かってる。
念の為ファイナルトランジスタの足を浮かせてみると13.8V。
良く分からないがそのまま他の調査を進める。
PLLユニットを一旦外してメイン基板の裏側へ仮付けして調査。
10.24MHzの発振停止、PLLユニット内の5V(実測6.5V)は出ている。
PLL-ICへNは変化して設定できてるが、VCOも止まってるみたい。
PLLユニット内のパラフィンを溶かしながら除去していくうちに10.24MHzが発振を始めVCOもフリーランで発振し始めた。
VCOコイルのパラフィンを除去してコアを回すとロックがかかり始めたので、おおよその電圧で調整、f調整してPLLユニットを一旦外して正規の位置へ取付るべく組み立てし直す。
ファイナルトランジスタの足をはんだ付けしてパワー測定で3Wくらい。
再調整して5W近く出たがスペアナで見ると-50dBくらいの2逓倍が出ていたので、調整して-60dBくらいへ抑え込むと4Wくらいへ下がった。
一通り修理調整が終わり色々見ていくと、送信の変調が浅い。
回路図を見るとD13/D14が変調リミッタ用の検出ダイオード。
変調度アップ。
C40取り外しでもOK。
28MHzへの改造はこちら