昨日の続き。
PLL-ICのピン配線処理を済ませ、VCO電圧を再調整して送信系の調整をしてみた。
スプリアスは近接がギリギリ-60dBくらい。
逓倍波は観測できず。
受信系が、どうも感度が悪い感じがして気になっていた。
昨日、アンテナをつないでコアを回して受信ピークは出していたが、なんとなくゲインが足りてないような感じ。
455kHzに変換してフィルター通過後のコイルのコア位置が、底突きしたところから感度が上がるのが気になっていた。
試しに27pFのセラミックコンデンサをパラに入れてみたら、劇的に感度アップというか元の状態になった。
多分、コイルの中の同調コンデンサの容量抜けか、基板に居る1500pFのスチロールコンデンサの劣化だろうと思う。
SGから50%変調のAMを入れてみると、-110dBmくらいでも十分検波できているので、感度は実用的なレベルは持っているみたい。
ANLもよく効く。
壊れていたヒューズホルダーを交換、変調リミッターのVRを調整、ケース全体をシリコン系オイルで拭きあげて完了。
手持ちのIC-706mk2Gと鳴き合わせしてみて、異常は感じられず使えそう。