手配していたPLL ICが届いたので交換したところ、きちんとPLLが動作するようになった。
別件でPLLユニットを譲ってもらったが、予備として持っておくしかなさそう。
直ったので28MHz化をしてみた。
ネット検索では、PLLユニット内の水晶交換がセオリーっぽいが、果たしてN変更でできるかを試してみた。
仮にPLLを壊しても予備があるので、思い切ってやってみた。
改造ポイントはこの辺り。
パターンカットのみ。
これでNが128減るので1.28MHzアップする。
サイバネット機のPLL N変更と同じ周波数範囲、28.245~28.685MHzになる。
VCOコイルはあまり回さなくても大丈夫、写真が切れてしまっているがPLLユニット右下の2個のコイルを回して送信パワーが出る位置に合わせ込めばOK。
(カウンターの数字がハレーションして見えないが、28.305MHzを表示)
サイバネット機などのように、N変更でVCO発振周波数を上げるとスプリアスをバラ撒いていないかスペアナで確認。
スプリアス-60dB未満、優秀ですね。
近接スプリアスもほぼ無し。
送信パワーは頑張って調整しても4Wくらい。
大きなSメーターをちょっとオシャレにできないかなと、私はあまり使わない青色LEDを仕込んだ。
CHセレクターも青色にしようかと思ったが、黄色のフィルター板があり、青色と混ざると緑色になったので白色LEDで妥協。
PAスイッチをバンド切り替えにして、CB側はCB帯に、PA側で28MHzに切り替わるようにした。
VCOもロック範囲が広いようで、CB帯から28.685MHzまで受信はカバーできた。
送信はPLLの調整で28MHzに合わせ込んだ時点でCB帯の送信はできなくなるので安心。