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水晶シンセサイザー式CB無線機の改造(スプリアス測定)

Si5351Aを発振回路にしたManix46(RCB-470D)のスプリアスを測定してみました。

改造したのは6月ごろで、しばらく放置し思い出して測定しています。

構成されていない古いスペアナに40dB程度の外部アッテネーターを挟んでいます。

 

近接が若干出ているようですが、なんとか-60dB。

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逓倍は3倍が少し見えます。

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スペアナのフィルターとスパン幅はこれが限界のようです。

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Mixer段~ドライバー段調整でほぼOKでしたが、ファイナル段のコイルも調整するともう少し改善できそうでした。

 

親石の発振回路とMixerの間に1個コイルがあり、これがいい仕事をしているようで、Si5351Aの出力は方形波なのでスプリアスが出やすい、という点については効果があるようです。

また、Mixer段~ドライバー段のコイルも効いているようです。