時間ができたので調査開始。
分解開始。
目星をつけているのは、MAIN-AのC121 22uF/16V
白色のジャンパー線に貫通コンデンサが繋がっているので、これを外してネジと六角スペーサーを外すと電源コード部分がごっそり外れる。
PAモジュールのはんだ付けを外してリードを上へ曲げて逃がし、フレキを挿しているコネクターのロックを浮かしてフレキを抜く、MAIN-Bへ行く細いTMP付き同軸ケーブルをMAIN-Bから引き抜く、ネジをひたすら外してしまえば、MAIN-Aが外せる。
C121を外し新しいモノへ交換、C120も同じ22uF/16Vだったので一緒に交換。
ん??
C120ってHV(13.8V)がかかる所なのに、耐圧16V使ってる!!。
回路図と部品表と現物を見ると、HVラインの22uFは全部16V耐圧。
パワーモジュールの13.8V系も耐圧16V。
開けたついでなので、この辺も交換しておいた。
電源が直に入る所も330uF/16Vという状態で、ここは手持ちが無かったので、220uF/35Vに置き換えた。
交換が終わり電源ON。
まだ表示が出ない。
MAIN-A基板をぶらぶらな空中配線状態で電源が入れられるように仮組して電圧を追ってみた。
MAIN-AのIC-3からは5Vが出ていた。
この5VはMAIN-AからCONNECT基板へフレキでつながり、CONNECT基板からLOGIC基板へフレキではんだ付けで接続される。
LOGIC基板からトーンエンコーダーへ5V供給されるので、ここの電圧を見ると3.8Vくらい。
電圧が下がるのはなんでかな?と、年数経っている機械なので、フレキをあまり触りたくないが開けてみた。
写真のフレキの一番右が5Vライン。
なんかはんだが怪しいので再はんだして仮組みすると、すんなり表示が出た。
LOGIC基板を元に戻して、MAIN-A側を組み上げて、MAIN-Bを取り外す。
黒色や茶色の電解コンが交換済の所。
145MHz側のパワーが45W機なのに30Wほどしか出てないのに気づいた。
もう、疲れたのでこのままw。