母親の枕元ラジオを探していたら、ヤフオクでナショナルのRC-206という、蛍光表示管の時計付きAM/FMラジオを見つけて落札。
手元に届いたが、バリコンが内部ショートしているようで、周波数を変えるとガリガリ/バリバリノイズが出る。
高い方の周波数では動作しており、地元の民放AMはOKで低い周波数のNHK-AMはダメ。
FMはNHK-FMと補完放送の90MHz付近の民放がOKで、低い周波数のコミュニティーFM、JFN系列は受信できない。
出品者はラジオが鳴ることを確認して出品しているので、間違いではないんだけどなぁ.......。
分解し始めると、ケースのプラスチックが硬化しており、時計のバックアップ電池蓋が割れる割れるw。
前面パネルの機能切り替えスイッチも、スイッチ本体のプラ部品が割れてスイッチがスムーズに動かない。
機構部品もギアーとかなんてTS-700とか古めの無線機くらいしか触ることが無いので、分解してみるとポロリと机の下に落ちてたりしてびっくりする。
バリコンは容量不明の4連ポリバリコンで回転角が90度、容量が比例するもの反比例なものとか種類も幾つかあり、使えそうなポリバリコンの選定ができず修理は諦めた。
結局、もう一台同じラジオを落札することに。
内蔵スピーカーが大きくて、やわらかい音で聴きやすいラジオ。
FMのトラッキングがズレているのか、最初の修理を諦めたRC-206よりは感度が悪いような感じがするが家の環境では大丈夫そう。
蛍光表示管なので寝ているときに時計も見やすい(使わないけど日付表示も可能)。
時計は50/60Hz切り替えがあることから、商用電源の周波数を基準として動作しているので大きくズレることも無く、バックアップ用に006P電池を使うので停電時も大丈夫、006P電池は本体ケースの底面にあり、仮に液漏れしてもラジオ本体が壊れにくい仕組みで感心した。
このラジオ用のテクニカルマニュアルをお持ちの方がネットに表紙を公開されていたが、バリコンの仕様とかも書いてあるんだろうか?
品番が判明しても、バリコンの仕様書はネットには落ちてなさそう。