フロントパネルが剥がれた状態で出品されていることが多いCB機。
昨年末に懲りずにPanther-11を2台落札し修理。
1台はパネル欠品。
インクジェット用シール用紙を使って貼り付けようかと思ったが、印刷関係の知り合いがいたので相談してみたところ、試しにラミネート処理した紙に印刷してもらうことになった。
進展があればまたここに書きます。
落札した2台とも、受信音は出ているが送受信はできていない状態。
PLLがアンロックで再調整や基板の再はんだで復帰。
この機種、振動でガサガサいうのは変調トランス周りの再はんだ、PLL動作が不安定なのは、VCO付近のパラフィン除去と、PLLまわりの再はんだがで改善できるケースが多い。
再調整時にコイルのコアは割れるので、コイルのパラフィンを除去してコアをはんだごてで温めた上でゆっくり回す。
割れたらコイルを外して裏側からコアを回す。
それでも割れたら、万力などにコイルを挟んで固定、2.7mmくらいのドリルの刃をピンバイスに咥えさせて、押し付けながらコアを時計回りに回して下へ抜いてしまう。
ボール盤をお持ちの人は、チャックを手で回しながらドリルの刃を押さえつけていけばOK。