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IC-2S/3S 修理

今回は写真はありません。

 

IC-2SとIC-3Sのジャンク扱いをそれぞれ落札。

どちらも本体のみで、IC-3Sは送信パワー測定で4Wくらい出てるものだったが、IC-2Sは通電すらしてない状態での出品。

 

受け取って簡単に動作チェックすると、送受信には問題なしだが、細々としたところの手直しをした。

 

・IC-2S

バッテリー端子の腐食があり、DCプラグ給電でしか動かない。

乾電池の液漏れによるサビが内部にある、その影響で外装ネジもサビ。

 

・IC-3S

DCプラグから給電すると、DC電源がショートモードで停止。

数時間放置すると受令機モードになるのか、PTTを押しても送信状態にならず。

 

IC-2Sはバッテリー端子のプラ部品とPRT基板ごと手持ちのジャンク機から外したものと交換。

しばらくはこれで動いていてDCプラグ給電もOKだったが、翌日、DCプラグからの給電では動かなくなった。

もう一度分解して電圧を測定するとPRT基板に問題がありそうにも見えたので、ダイオード(D1)をを交換してみるも変化なし。

ついでにとメイン基板もケースから取り出して、緑青が出てるところを削ったり拭き取った。

開けてみたらオプションのUT-50(トーンデコーダー)が付いていた。

 

もしや?とDCジャック内にCRC-556を吹き付けてDCプラグを数回挿抜するとDCプラグプラグ給電でも動き出した。

これ、過去にIC-R1とかIC-24でも起きてたのに遭遇したので、そこそこ起きてるトラブルかも。

 

 

IC-3SもPRT基板由来のトラブルで、20Vツェナーダイオード(D4)がショートモードで壊れていた。

ガラスが割れていたので、過去に分解されたときに壊してるのかもしれない。

EXT端子につながる電線(茶色)もショートしたときの影響か、被覆の一部が溶けていた。

 

手持ちに20Vツェナーダイオードがあったので交換。

 

バックアップ電池もダメになっていて充電しない状態だったので、これも手持ちのVL-2020へ交換。

 

2台とも1kHz〜2kHz程度のFズレがあり再調整。

受信系も再調整してみたが、大きな離調は無かった。

送信系は定格通りのパワーが出ていたのでそのまま、変調度もモニター機を耳で聞いた感じでは大丈夫そうだった。