ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

TS-780 TU-78

TS-780のトーンユニットTU-78が無いものを修理しているが、ほぼ修理完了したのでトーンユニットを作ってみようと思い立つ。

 

トーンユニットTU-4Aと回路が同じで、端子のピン数が違うだけらしい。

近所のパーツ屋には同じオペアンプICを置いていないので、マイコンで作ることとした。

 

Arduinoでの製作例があったが、TS780はTONEスイッチONと送信状態になったらトーンユニットへ電源供給するので、Arduinoブートローダーが起動完了するまでの1秒ほどの間トーン信号が出ない。

 

上手くいくかどうかわからないが、ATTINY85で回路を組み、ArduinoのTONE命令で88.0Hz付近を発振させることにした。

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回路図

 

void setup() {
   pinMode(1, OUTPUT);

  }

 

void loop() {
    tone( 1, 88) ;

  }

 

オシロで出力を見ると、立ち上がりだけが鈍った矩形波と正弦波の間のような波形が出てた。

オシロの周波数表示とテスターのカウンター機能では88.5Hzあたりを表示していた。

因みに、もう一台あるTS780にはTU78が入っていて、これの波形でオシロとテスターで周波数を測ると89.0Hz付近の表示。

作った基板は88.0Hzあたりで出力しているみたい。

使えるかどうかは、うちから届くアナログレピーターが無いので、高台にある知人の家に無線機ごと持ち込んでレピーターアクセスするか、IC-R2のトーンスケルチで開くかで確認するしかなさそう。

 

 

ネクターの型番が不明で入手不可なので、代わりにJSTのSMFコネクタ(ボードイン)のφ1.0mmを基板に立てて代用予定。

 

 

R2で確認したら、88.5Hzのトーン検出ができました。