ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

フリーダムのA/F値の処理

久しぶりにフリーダムネタ。

相変わらず月に1~2台程度で細々と製作しております。

フリーダムで走る車の生存数も減り始めているのか、ある程度行き渡ったからか、オークション出品しても落札されないことが増えてきました。

10年以上前にGarage502さんが50台限定でロガーを販売され、数週間で売り切れたようですが、こちらは4年以上かかって、50台を超えたところです。

 

昨年、モニター回路の解説的なものを書いたのですが、A/Fに関連する項目について書いておきます。

詳細は割愛しますが、下に書いている55桁の数字がフリーダムからの生データの例です


「?DAT」をターミナルソフトなどでPCから送信すると、似たようなデータが返ってきます。
0088503890082800396076500111390183007616010240000037266

A/Fに関しては、下記の処理をしています。
生データの右から5文字を切り取り、それを文字列から数値化
37266を一度16進の数字に変換(4桁)
4桁の数字の頭2文字と後ろ2文字に分ける
2文字ずつに分けた数値をそれぞれ10進数に変換
小数点を加える
と言う処理をしてます。


※エクセルで何も考えずにセル計算させると予想外の数値になります。
 これは、FCSS内部で扱う数値の桁数が小さい為、負の補数が関係しています。
 下記リンクを見て頂けると参考になると思います。

 

share-answers.com


空燃比連動が無い場合は、生データの5桁の文字が外部電圧に振りあてられるため、上記の変換を行うと意味不明の数値になりますが、ロガーの回路やプログラム製作時から、空燃比連動無しのフリーダムを対象としていなかった為に、どんな生データが返されているのかは検証していないので不明ですが、

「エンジン始動直後はR=実A/Fは1.9 T=マップA/Fは13.6と表示されます。」

というフリーダムモニターのユーザー様から連絡をいただいたことがあり、外部入力電圧の値がそのまま5ケタ(小数点無し)で戻ってきているようです。

 

元ネタである、空燃比計有りの場合の計算方法は、Grage502さんのブログか何かで見たような気がしますが、
どこにあったかまではもう、記憶にありません。