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水晶シンセサイザー式CB無線機の改造(クリスタルレス化?)考察

お世話になっている掲示板に、

「どなたか 3つの周波数を発生させることのできるPLL-ICでCB無線機を改造した方はおられませんか?」

と書き込みがありました。

 

以前からこれは考えているのですが、ソフトを書くのが大変そうなので手を付けていません。

ただ、方法としてはいくつか思いついています。

 

その1)真面目に3波をSi5351Aから作り出す。

Chセレクターから親石と小石の位置をマイコンへ入力(親6ポート、子4ポート)

Tx/Rx切り替え信号を入力(1ポート)

マイコンでそれぞれのポートの状態を見て、親石とTx小石Rx小石を再現してSi5351Aから出力。

その際、Si5351Aの仕様から、Si5351Aの出力1chを親石、ch2をTXまたはRX、ch3をRXまたはTX用に振り分ける必要があります。

 

その2)不真面目に3波

ここColonel 324の【 系統図 その2 】に注目。

小石を2個に減らして3クリスタル式PLL風にしています。

chセレクターの入力とTx/Rxの切り替えはマイコンへ入れます。

マイコンでそれぞれのポート状態を見てSi5351Aから出力させますが、出力ch1で送受信の必要な23chあるいは24ch分を用意します。

出力ch2/ch3は特定の周波数だけ、例えば、RX:10.24MHz TX:10.695MHz。

 

その3)手抜き

前回ブログに書いた親石のみSi5351Aで出力の応用。

小石は1個ずつ残して周波数はその2のように固定。

chセレクターの親石用と小石用だけをマイコンへ入力し、Si5351Aは出力1chのみで23または24chを賄う。