ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

水晶シンセサイザー式CB無線機の改造

 フリーダムの方は、いったんお休みして、別の製作記事を。

 

ここ2年ほど、ヤフオクから古いCB無線機(日本国内では使用できないもの)を買っては、28MHz AM専用機へ改造をして遊んでおります。

 

PLL式のCB機は、Mixerへ入力する水晶発振子を変更したり、PLLの分周比設定を変えたりして、あまり費用も掛からずに28MHz用のアマチュア無線機として転用できますが、水晶式で23ch(46chとか72chとかもありますが)の場合、6個の親石と呼ばれる水晶発振子と送信用と受信用の小石と呼ばれる水晶発振子がそれぞれ4個ずつあり、6x4の組み合わせで24chの周波数を作ります。

 

28MHz AM化にあたり、親石を28MHzのアマチュアバンド帯に使えるものへ交換すればいいのですが、1個か2個くらいはなんとか流用などで用意できるみたいですが、それ以上となると特注で作ってもらうしかありません。

 

そうすると、1個1000~1500円くらいの金額で、あと4個と特注すると6000円必要で、格安で手に入れたCB機にそこまでの投資をするかはちょっと思いとどまります。

 

何かいい方法はないかと考えていたところ、知人がVHFの受信機を設計している最中で、PLLをSi5351AというICを使っていました。

3ch出力プログラマブル周波数ジェネレーターモジュール: 組立キット 秋月電子通商-電子部品・ネット通販

 

200MHzまで1Hz程度の分解能で使えるようで、ちょっと面白そうなので、フリーダムロガーの部品購入時に購入してみました。

中華サイトにも結構出回っているようですが、秋月電子のものとは違い、5V入力でも動作するようですが、詳細は分かりません。