ma2.electronのブログ

電子回路とかアマチュア無線機の修理とか

IC-2400D UHF 時々パワーが出ない その2

前回の続き。

 

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開腹したモジュール

 

開腹したモジュールを拡大鏡で見てみるが、ベース板にクラックとかは無さそうだが、はんだ付けが怪しいところは念のために追いはんだ。

 

 

仮組みして、2分間送信とかいろいろやって、ケースの放熱板が触れないくらいまで温度を上げてみたが、熱でパワーが落ちるのは若干あるがパワー出ずになることは無かった。

前回フタを閉めた頃は、2分もしないくらいで30W→20Wへパワーが落ち始めてたが、それも解消したようだ。

 

またしばらく様子を見ることにして、気なった所を手直し。

このふざけた電池の処理を・・・。

 

 

バックライトは黄色のLEDになっていたのでそのまま。

 

 

フロントパネル内には納められそうになかったので、ソケットごとメイン基板へバックアップ電池を移動。

 

また車に積んで様子見します。

 

スピーカー内蔵タイプのICOM純正マイクで音が悪いものがあったので調べたが、手持ちには同じサイズのスピーカーが無かったのでAliexressへ手配。

 

IC-2400D UHF 時々パワーが出ない その1

通勤中にローカル局QSOしていたら、突然430側でパワーが出なくなった。

帰宅してパワー計を繋いで様子を見ていたが、30W弱のパワーが出ていたが数分で0W。

 

日を改めて修理に取り掛かるが、結果として復旧できてない。

 

やったこと。

パターンの焦げ修正痕を見つけたので、この部分をやり直し。

タンタルコンが焦げていたので電解コンに交換。

他のタンタルコンデンサも電解コンへ交換。

基板を押すとガサガサいうので、怪しげなところを追いハンダ。

パワーモジュール殻割してはんだ修正。

チップコン割れ(今回の作業中に割った?)で、ジャンク機からセラミックコンデンサを外して取り付け。

パワー出ずの状態でも、送信時に電流は5A程度流れているし、真横に置いた受信機(IC-W2で代用)では電波が出ている確認もできる。

しばらく放置すると30W程度の出力と10A程度の消費電流。

 

 

怪しい焦げた痕

 

潰れたネジの頭が嫌な予感。

ネジ潰れてる。 なんか嫌な予感。

ほら・・・。

シャーシに焦げた痕

基板修正の痕

 

 

途中で気づいた・・・。 シャーシに別の煤けた痕。

 

タンタル焦げてます

 

元から黒いタンタルかと思うほど、いい焼けっぷり。

 

今回のパワー出ずとは関係ないけど

見えにくいけど、リチウム電池が2個並列にはんだ付け。

アホか・・(なんでこんなことするんかなー?)。

 

VCO+PLL基板のシールドケース内ではんだ不良か何かありそうで、叩くとガサガサと送信音にノイズが出て、一瞬パワーが下がる。

アンテナ端子ケーブル根本の断線がありそう。

パワーが出なくなるまでの時間は長くなったように感じるが、じわじわと30W弱から20W程度に時間とともに下がる出力。

 

今日はここまで。

 

 

PLX DM-6のコネクター

入れ替えをしたA/F計 PLX。

古い方のPLXの表示ユニットは、表示が見えなくなったので、表示部だけ購入して使っていたので、新たに購入したPLXの表示部は未開封

 

何気に残った配線の一部や付属品などを見てると、PLX本体と表示部をつなぐ4ピンコネクターの形状に見覚えがあり、手持ちのコネクターと比較してみた。

 

ピン数違いの同じMOLEX 5557コネクター・ハウジング。

左がPLX付属品、右はフリーダムモニターに使ってたコネクター

 

ハウジング内のピン単体の比較

左がPLX付属品、右が手持ちのピン。

 

 

配線用のピンはMOLEX 5556T

マルツで購入したピン

 

 

www.marutsu.co.jp

マルツの店舗で買ったピンは10個連なったものというだけでピン自体は同じ、マルツ通販だとバラで1本単位から買えるみたい。

www.marutsu.co.jp

 

旧世代のPLX本体。 現行はケースがプラスチック。

ANALOG側が4ピン、O2センサー(A/Fセンサー)側は6ピン。

どちらもMOLEX 5557ですね。

www.marutsu.co.jp

 

左の電源コネクターはDCプラグで代用可能。2.1mmか2.5mmだったかは失念したが、うちの車では付属のDCプラグ付きコードだとプラグ部分が大きくて引き回しで邪魔になるので、L字形状のDCプラグに付け替えた。

www.marutsu.co.jp

 

SERIALの通信ケーブルもプラグ部分が大きくて配線が固いので断線したのか、表示が飛んでしまう事が多々あったので、100均で売っていたイヤホン延長ケーブル(3.5mmステレオプラグのもの)で代用。

イヤホン延長コード 2.0mjp.daisonet.com

先日のブログにも書いているが、旧世代と現行型はO2(A/F)センサーとそのケーブルが違うだけで、その他は旧世代のものがそのまま使える。

 

安物CB用マイク 回り込み対策。

車にCB改造機を積んで駐車場で動作確認していたら、車のラジオに回り込みがひどい。

信号停車中にお隣の車のラジオとか、バスの車内放送スピーカーに自分の声が聞こえたら※恥ずかしすぎる。

(運転中にハンドマイクで交信しちゃダメです。ちゃんと安全な場所に停車して無線運用しましょう)

前はこんなことが無かったけどなと思っていたが、違うのは使ったマイクが異なるくらい。

 

帰宅してから思い出した、使ったマイクがどうも回り込みし易いってことを。

AmazonかAliexressで買った安物CB用マイク。

たぶんこれ。

ja.aliexpress.com

軽くてマイクケーブルも少し細いので使い勝手は良い。

CB用なのでPTTスイッチが2回路ありRX時にマイクの接続がカットできるはずが、なぜかユニデン配列CB用マイクのくせにOFFできなかったので、マイク内部の配線を変えた。

 

CB改造機をつないだアンテナチューナーでSWRを意図的に悪化させて送信して、近くに置いたIC-R1でFM放送を受信中、周波数を合わせたIC-706mk2GSで受信しながら回り込みを確認。

回り込みが起きるとスプリアスもばらまいているようなので、IC-R1で放送が受信できなくなったり回り込みの変な音も聞こえたりする。

 

まずは、CB改造機のマイク端子根元に0.001μFのセラコンをマイク信号とマイクアースに接続して様子を見る。

あまり変化なし。

 

マイクを開けてマイクユニットに0.001μのセラコンを取り付け。

かなり改善したが完ぺきではなさそう。

 

マイクコネクターの近くでパッチンコア(ジャンク品110円な素性は不明)をいれて、マイクコードを3回巻き付け。

あまり変わらないかな?

 

マイクコネクターの中にもマイク信号とマイクアースに0.001μのセラコン追加。

結構SWRを悪化させても回り込みしなくなってきたが、SWR悪化させるポイントによっては回り込みっぽい音が変調に乗るが改善された。

 

音色とか変調の乗りが変化したかは不明。

 

※1970年代後半から1980年代前半の違法CB全盛期(?)な頃、バスに乗ってたら車内放送に違法CBの声が漏れ聞こえてたことがあった。 1990年頃にタイヤショップの有線にCB口調が乗っかり外を見ると、しっかりヘリカルアンテナがトランクリッドに生えた普通車が信号待ちして居た。店員が注意しに行ったけど(今は亡き加美タイヤ本店前)。

 

 

IC-R2 電池端子接触改善

ヤフオクで一時期多く出品されていたIC-R2。

電源入らないの大半が、電池の液漏れによる電池端子と基板の接触不良。

ひどいものは電池端子も腐食して緑錆がでてしまってたりする。

これも当時4000円くらいで落札したもので、電池端子は錆びてなかったが基板側が腐食していた。

 

IC-R2

 

分解は、電池フタを外してネジ2本を外すだけ、電池フタのロックはケースに挟んであるので、ケースを開けたときに外れる(組み立ての時によく付け忘れるw)。

IC-R2を開けた状態

 

腐食したパターンを何度も研磨したりしたが、腐食が進むにつれて接触が悪くなり、苦肉の策で0.3mmのポリウレタン線をはんだメッキして電池端子に当たるようにしてた。

苦肉の対応

ケース側の電池端子

 

一時的には良かったが、電線の厚み分だけ浮いてしまい、基板の腐食が少ないプラス端子側が浮き気味になり、振動でガサゴソ音がしていたり電源が落ちたりしていた。

銅箔テープで補修するといいのは分かってたが、買ってくると大量に余ってしまうのと、種類によっては導通しにくいものがありそうで放置してた。

 

転勤になり職場で銅箔テープを使う工程があり、廃棄品があったので許可をもらって1枚貰ってきた。

貰ってきた銅箔テープ

1cm x 3cmほどで、接着面も導通があるテープ。

先に基板側に銅箔テープの周囲だけはんだを流しておいた。

腐食しているので、ピンセットで1mm幅程度にパターンを削って銅箔を露出させておいてはんだメッキ処理。

基板に電池の電解液がまだ染みこんでいるようで、基板を加熱すると黒っぽい液体が浮き出てくるので、パーツクリーナーなどのアルコール系で清掃しておく。

貼り付けてはんだ付け

ズレそうだったので2辺ではんだ付け

はんだ付け

ネジ穴用の穴を確保する。

ネジ穴確保

 

組み上げてネジを止めない状態で電源ONすることをチェック。

はんだを盛りすぎてケースの浮きが無いかもチェック。

その状態で前面ケースを押したり側面を押したりして電源が落ちないことを確認し、電池フタロック部品を組み込んでケースを組み立てネジ止め。

 

ガサガサいう音もなくなったが、定期的に様子を見ておこう。

 

単三2本でIC-R1よりも長い時間ラジオが聴けるし軽い。

周波数のメモリーはクローニングソフトを使うと編集が楽だが、ICOM製クローニングソフト(CS-R2)はDOS時代のもので、Windows10(64bit)では動かせない。

 

条件として

RS-232C代わりにUSB->Serial基板(FT232など)で代用できるが、クローニングソフトがCOMポートが1か2でないと動かせない。

DOSアプリなのでファイル名やフォルダー名は8/3形式のみとなるので、面倒だがC:ドライブに「C:¥CSR」フォルダーを作ってその中に必要なファイルを入れ、デスクトップにショートカットを作る。

Window7(32bit)で実行ファイルを管理者として実行するようにしておけば使えた。

XPではそのまま使用可能、FT232のドライバーは手動で入れること。

 

オプションのIC-R2⇔IC-R2クローニングケーブルは、3.5φステレオプラグのついたケーブルで代用可能。

BOEING100(改造済み) その3

スプリアス

・・・・・・・ダメ

 

調整で追い込んだが、29.1~29.3MHzで-50dBくらいが精いっぱい。

コイルのコアが外れて落ちそうな所まで回してそんなもの。

コイルをバラして中のコンデンサを外して外付けで容量調整したらイケそうだけど、面倒なのでパス。

ルームミラー交換

以前、ルームミラーに頭をぶつけ、防眩レバーの中が割れたようでブラブラになった。

レース屋さんがたまたま1個ミラーASSYで持ってたので譲ってもらった。

 

今回は100均のサンシェードを外すときに防眩レバーに引っ掛けてブラブラに。

ヤフオクから中古を落札して取り付け。

 

ミラーの中ってどうなってるんだろうと検索したら、同じようなことをしてる人を発見。

 

www.tapoblog.0t0.jp

やっぱり嵌め込んであるミラーを外すのが大変そうだな。